2008年2月 毎日のように通る駅までのコースに、猫が住みついている場所がありました。餓える猫たちを見かねた人々の中から餌やりを始める人が出てきました。
それはやさしい気持ちから始まったものだったのでしょう。でも、残飯は放置したまま、糞尿の始末もせず、避妊去勢手術も施されないままに猫はどんどん増えていき、とうとう近隣から苦情が出るようになりました。
私たちは、新宿保健所と協働で、ここに集まる猫たちを、迷惑な野良猫から人と共生できる『地域猫』にしたいと頑張りました。でも、活動を続けてきて気づいたことがあります。
地域猫は通過点に過ぎずゴールではありません。
活動を始めて12年目の2020年3月 一般社団法人42825になりました。 「地域猫から一歩先へ お家のない猫と一緒に暮らそう!」
42825(よつやねこ)は、お外に暮らす猫たちの視点を通して人も猫も幸せに暮らせるまちづくりをお手伝いする会社です。
決算報告書は下記のPDFをご覧ください。